映画「高慢と偏見とゾンビ」(30日公開)の公開前イベントが22日、大阪市内で行われ、ゾンビメークをほどこしたコスプレーヤーらがミナミ近辺を練り歩いた。

 恋愛、ヒューマンストーリーとして「高慢と偏見」は今も語り継がれ、英国では「プライドと偏見」としてドラマ化、また設定を現代に置き換えた映画「ブリジット・ジョーンズの日記」も大ヒットを記録した。そんな英国文学史上不朽の名作に、まさかのゾンビテイストを加えた小説の映画化だ。

 この日は本作をイメージした中世の華麗な衣装に身を包んだゾンビや、主人公のエリザベスにふんしたコスプレーヤーらがアメリカ村、道頓堀や宗衛門町に繰り出した。エリザベスにふんしたのは「世界コスプレサミット」でグランプリを手にした因幡優里さん、美女ゾンビにふんしたのは、焼き肉の女王いかりんさん。場所的に多い外国人観光客が驚きながら、携帯電話を手に“変わった人々”と写真に収めていた。