歌舞伎俳優市川海老蔵(38)が27日、都内で、主演するテレビ東京系時代劇「石川五右衛門」(10月14日スタート、金曜午後8時)の会見を共演の国村隼、比嘉愛未と行った。

 豊臣秀吉(国村)に逆らう天下の大泥棒で、庶民のヒーロー石川五右衛門(海老蔵)の活躍を、秀吉の側室茶々(比嘉)のロマンスも織り交ぜて描く。

 撮影を昨年12月から今年6月まで行った海老蔵は「長期の撮影でどうなっているのか、不安だったんですけど、時代劇なのに笑っちゃう。こんなバカバカしい時代劇はない」とPRすると、「視聴率は3%ぐらいが目標」と笑った。

 また、乳がんで闘病中の妻でフリーアナの小林麻央(34)も作品を鑑賞したことを紹介。「妻の麻央も見てゲラゲラ笑ってました。」と語った。取材陣から「奥様はどんな場面で笑ったのか」と問われると「プライベートな質問はやめてください」ときっぱり。一方で「時代劇はこうあるべきというものではなく、ここまでやったら仕方ないよねという時代劇。ちょっとドン引きするぐらいの雰囲気。でも、カブいているんです。妻もそういう部分で笑ったのではと」と笑顔を見せた。

 さらに記者からドラマの内容にかけて「やっつけたい悪や盗み取りたい物はあるか」との質問に「コメントは差し控えさせていただいて…この質問逃げます」とノーコメントだった。