米俳優ブラッド・ピット(52)との離婚を申請した女優アンジェリーナ・ジョリー(41)が、英国に移住して王室入りする壮大な野望を描いていると報じられた。

 伝記作家のイアン・ハルペリン氏が、ジョリーはダイアナ元妃のような存在になりたいと思っていると英デイリー・メール紙に語ったもの。同氏によると、ジョリーは映画の仕事を続けるためにロサンゼルスに住み続けることを望んだピットに対し、英国と米国での別居婚を提案。さらに離れて生活する中で互いに別の相手と恋に落ちたり、性関係を持つことを認める「オープ・マリッジ」を持ちかけたというが、一蹴されたという。

 同氏によると、ジョリーは映画の仕事にはもはや興味はなく、96年に亡くなったダイアナ元妃が生前に熱心に取り組んできた地雷廃絶運動やエイズ患者支援などについても学び、その跡を引き継ぎ、ダイアナ元妃とマザー・テレサの中間のような存在になれると確信しているという。「これまで欲しい物をすべて手にしてきたジョリーは、次はハリウッドからモナコの王室に嫁いだ女優グレース・ケリーを目指している。

 ジョリーの目標は政治家として名を残すか、英国王室入りすることで、アンドルー王子は自分にお似合いだと注目している」と、同氏は語っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)