哀川翔(55)つるの剛士(41)が14日、横浜市内で、今月21日から3日間開催する「東京湾大感謝祭2016」記者会見に出席し、同イベント内で行われるタレント・フィッシングカップ(TFC)への意気込みを語った。

 TFCは、釣りが趣味のつるのが発起人となり、09年から芸能界の釣り好きを募って始めた大会。今回から、昨年の来場者数が約8万8000人にものぼった同感謝祭とコラボレーションし、イベント2日目に約30人のタレントを集めて開催する。7年間で計14回開催しており、つるのは「結構釣り好きなタレントさんがたくさんいらっしゃいまして、これだけいるならみんなでスケジュール合わせて大会をしようというのが始まり。江戸前の魚は本当においしくてたくさん釣れますし、このような形でコラボレーションができて光栄です」と話した。

 今大会はシーバス(スズキ)とアジを対象として行うといい「みなさんに釣った魚を見せたいですね。今まで身内でやっていましたが、今回は盛り上がるんじゃないかな」。参加タレントは未発表だが、野々村真、福島和可菜、元大関把瑠都(バルト)、保田圭、篠原信一、杉浦太陽、仁科克基、武蔵、岡田万里奈らが参加する見込みだ。

 哀川は「東京湾で釣りをさせてもらって、おいしい魚を結構食べてます。それをみなさんに知ってもらおうと思いまして今日は来ました」とあいさつ。今大会はシーバス釣りで参加するといい「東京湾はシーバスが世界で1番いるらしいです。自分が食べたところによると、アジは日本で1番うまい。景色もきれいですから、もっとみんなに知ってもらいたい。シーバスは昔92センチを釣ったことがある。これを越えたい。いますからね確実に」と記録更新に自信をみせた。

 また、哀川は歌手として初のノーベル文学賞を授賞した米シンガー・ソングライター、ボブ・ディラン(75)について「すごい大物釣り上げたよね(笑い)。俺、ボブディランと誕生日一緒なんだよ。びっくりしたし、いいんじゃないかなと思いましたね。そういう輪のひろげかたって」と祝福した。つるのも「どっちかっていうと文学的で知的なものがあったので、すごいとこきたなってびっくりしました」と話した。

 今年で4回目をむかえる同感謝祭は、シンポジウムなどを通して東京湾の魅力を理解し、さまざまな恵みをもたらす東京湾に感謝するイベント。第1回は東京・台場で行い、2回目から横浜に会場を移して開催している。

 会見の司会は、今年から東京湾再生アンバサダーを務める日本テレビの枡太一アナウンサーが務めた。