サンドウィッチマンの伊達みきお(42)が、20日に53歳の若さで亡くなったラグビー日本代表で主将、監督を務めた神戸製鋼ゼネラルマネジャー(GM)の平尾誠二さんの思い出をつづり、早すぎる死を悼んだ。

 高校時代は相方の富沢たけしとともにラグビー部に所属していた伊達。平尾さんは当時のスター選手で、伊達自身も「平尾さんの、華麗なステップで何人ものタックルをかわす個人技の大ファンでした」。

 伊達は21日にブログを更新。「今から2年以上前、NHKで僕らの楽屋の並びに平尾さんの楽屋を見つけました。どうしても一度お会いしたくて…何度か平尾さんの楽屋近くをわざとウロウロ…」と、そこへ平尾さんが現れ、自己紹介すると「おぉ、知ってますよ。おもろいよねぇ!」との言葉が返ってきたという。

 「まさかの状況にテンションが上がりまくった僕は一旦楽屋に戻り、僕らの新作DVDを持って平尾さんにお渡ししました。『ありがとう、見さして貰います』と言って僕に名刺を下さいました。それがこの名刺です」と画像を公開。平尾さんと会ったのはその時だけとなったが、昨年のラグビーワールドカップでゲスト解説として出演していた平尾さんの姿をテレビで観て「随分お痩せになったなぁって思ってました」と伊達。「中川家の礼二さんからも、平尾さんの体調が思わしくないらしいとお聞きしておりました…」と振り返った。

 「ラグビーをかじった程度の僕らでも、非常にショックです」と、卓越した理論や情熱、カリスマ性で「ミスターラグビー」と呼ばれた平尾さんの死を惜しみ、「平尾誠二さんが築き上げた日本ラグビーは、すごく強くなり、また次のワールドカップでも素晴らしい試合をしてくれるでしょう。是非、天国から桜のジャージを後押しして下さい。お疲れ様でした。ありがとうございました。心よりご冥福を御祈り致します」と追悼した。