乳がんで闘病中の小林麻央(34)が3日夜、ブログを更新し「強烈に、想いました。生きたい。もっともっと思い出をつくりたい」と切実な思いをつづった。

 小林は「疲れる」と題して公園の写真と文章を投稿し、公園を散歩中に感じた思いを、赤裸々に吐露した。

 「今日、ひとりで太陽を浴びて歩いていました。数年で、この公園にも、ずいぶん思い出ができました。(中略)今までの光景がパラパラ漫画のように心に流れて、このずっと先のページにもいたいと、強烈に感じました。どうしたら、その願いがかなえられるか、どこに方法が隠されているのだろう。隠されてなんかいないのに、気づけないだけだろうか」

 10月29日にブログを更新した際には、手術前からあがらない状態だった左腕が、リハビリによって上がるようになってきたと報告するなど、日々、体と病気と向き合ってきた小林だが、散歩する中で人生について、あらためて深く考えたようだ。ブログの最後には「(願いが)普通の方法でかなえられるのなら奇跡とは言わないですものね。頭も心も急にふる回転。そして、ただ疲れただけで、意味がありませんでした」と複雑な思いを吐露した。