警視庁は28日、覚せい剤取締法違反の疑いで歌手のASKA(本名宮崎重明)容疑者(58)を逮捕する方針を固めた。ASKA容疑者は2014年、同法違反などの罪で有罪判決を受け、執行猶予中。

 そのASKA容疑者が同日、ブログを更新し、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されるとの報道を受け「陽性は、ありません。100%ありません。」と報道を全面否定した。

 さらに午後4時20分過ぎには「とにかく驚いています。」と題し「もし、科研が調べたのであれば、無実は証明されているはずです。尿から、覚せい剤反応が出るわけなんてことは、あるわけがなのですから。これは、マスコミのフライングです。今は、これしかお伝えすることはありません。ASKA」とつづった。

 午後3時過ぎには「はいはい。みなさん。落ち着いて。」と題して、以下のようにつづった。

 「間違いですよ。詳しくは、書けませんが、先日、僕の方から被害届けを出したのです。被害の内容は、想像して下さい。そしたら、逆に疑われてしまいまして、尿検査をうけました。何の、問題もありません。ずべて、フライングのニュースです。これから、弁護士と話をいたします。ASKA」

 前日27日には「今、13曲をとおして聴きました。」と題して、新曲が完成したこと、来月にも動画サイトYouTubeで流すことを報告していた。

 「これで良しっ! な、気持ちになっています。今は、1曲ごとの感想はありません。アルバムが到達点直前にいることの喜びを感じています。ジャケットも、写真もできています。ただ、間に合っていないのは、その中に収める中ジャケ。クレジットなどのデザインです。これが、意外に時間がかかってしまっています。が、数日の間には、それも形になるでしょう。その後は、デザイナーにそれを送って、皆さんが呼ぶ、『歌詞カード』と、なります。これを、最後に送りつけられるデザイナーさんは大変です。そして、それが完成すれば、CDプレスです。CDのプレスは、それらが揃ってからしか行われません。プロモーションを行えない現況、みなさんには、来月の終わり頃、Youtubeにおいて、数曲発表させてください。ありがとう。ASKA」

 ASKA容疑者は、生放送中の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後2時)に対しても、ブログで「ミヤネ屋さんへ。」と題して、幻覚、幻聴はないと“生反論”した。

 「『人が、信じられなくなってる。』なんて、電話はしてませんよ。Appleのアカウントを、週に2回も乗っ取られ、インターネット、メールも一切出来なくなってしまいました。相手も特定出来ていたので、直ぐに警察に電話もしました。『サイバーを紹介して下さい』と。それだけです。幻聴、幻覚など、まったくありません。ASKA」(全て原文のまま)