「J:COM×フジテレビTWOpresent宝塚ドリームツアーズスペシャルコンサート」が28日、東京・品川ステラホールで開かれた。

 フジテレビTWOで今年3月から始まったロケバラエティー「宝塚ドリームツアーズ」は、元花組トップスター蘭寿とむがMCに初挑戦、笠井信輔アナウンサーがサポートして、宝塚OGをゲストに迎えて、その夢をかなえるロケを敢行する。これまで瀬奈じゅん、真飛聖、壮一帆、大空祐飛などの元トップスターたちが出演して、グルメや観光、アクティビティーにも挑戦してきた。

 今回はファンの皆様の夢をかなえるスペシャルコンサート。歴代のスターが集結して、宝塚歌劇を彩った名曲などを歌い上げた。「ベルサイユのばら」「エリザベート」など、いく世代にもわたって受け継がれている往年の名曲をメドレーで披露。現役時代をほうふつさせながらも、当時では実現することのない期をまたいだ歴代スターたちが夢の競演を果たした。

 「すみれの花の咲く頃」とともに、蘭寿とむと笠井アナが登場。「おお宝塚」で、出演者全員がステージにそろった。トップバッターは瀬奈じゅんが「エニシング・ゴーズ」。貴城けい、渚あきがソロでしっとり歌い上げ、「ベルサイユのばら・メドレー」では渚あき、遠野あすか、蘭寿とむ、樹里咲穂、貴城けい、白羽ゆり、春野寿美礼、瀬奈じゅん、愛華みれ、大鳥れいと歴代スター達が次々と登場して、会場をどよめかせた。

 「セ・ラ・ヴィ(琥珀色の雨にぬれて)」では、春野寿美礼、瀬奈じゅん、大鳥れい、蘭寿とむ、遠野あすから01年に再演した際の主要キャストが顔をそろえた。「ファントム」の劇中の名曲「お前はわたしのもの」を樹里咲穂と春野寿美礼が、「エリザベート・メドレー」では、樹里咲穂、遠野あすか、瀬奈じゅん、白羽ゆり、春野寿美礼、大鳥れいが登場。続いて、春野寿美礼は新曲「黄昏に傷ついて」を披露した。

 渚あき、白羽ゆり、遠野あすかのソロに続き、「ショー・メドレー」に「ザ・レビュー・メドレー」と一気に続く。愛華みれのソロ「地球(テラ)」に続き、蘭寿とむはオリジナルソング「L’Ange」を披露。続いて、樹里咲穂の「ニューヨーク・ニューヨーク」。最後は全員で「おお宝塚」で締めくくった。

 第2部のトークコーナーは、蘭寿とむと笠井アナが進行。9人のゲストがひな壇に並んだ。質問コーナーでは、退団後の癖として「ついつい股を広げてしまう」(愛華)、「階段の下を見ずに降りようとしてしまう」(蘭寿)、「旦那さんと手をつなぐとき下から手を出してしまう」(貴城)とぶっちゃけトークを披露した。

 この模様は「J:COMプレミアチャンネル」(299ch)で来年1月1日午後2時から、「J:COMオンデマンド」(4K)で来年1月10日から、「フジテレビTWOドラマ・アニメ」では、来年1、2月に「宝塚ドリームツアーズ」では、コンサートの舞台裏を、「J:COMオンデマンド」は来年3月から「フジテレビTWOドラマ・アニメ」で、放送、配信する。