V6岡田准一(36)主演の映画「海賊とよばれた男」(山崎貴監督)が10日、全国426スクリーンで公開され、配給の東宝は興収50億円を狙えるスタートと発表した。

 今年は邦画の大ヒットが相次いだ。アニメ映画「君の名は。」が興収200億円を超え、日本公開作品歴代5位に。「シン・ゴジラ」も80億円を超えた。2作を配給する東宝は営業利益を140億円増の470億円へ大幅に上方修正。邦画に引っ張られ、映画全体も好調だ。今年10月までの統計では、興収は昨年比で約108%。今月1日に行われた映画産業団体が主催する「映画の日 中央大会」では、12月の成績次第で年間興収の新記録も望める勢いと伝えられた。