女優米倉涼子(41)が主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の22日最終回の平均視聴率が22・8%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 初回が20・4%、2回目が19・7%、3回目が24・3%、4回目が21・3%、5回目が20・4%、6回目が21・5%、7回目が22・2%、8回目が20・7%、9回目が22・6%、前週10回目が20・5%と、全話通して前評判通りの高視聴率だった。

 最終回は、局所進行膵(すい)がんであることを誰にも打ち明けず、気丈に振る舞っていたフリーランスの麻酔医の博美(内田有紀)が倒れた。同志の彼女を何とかして助けたい一心で、未知子(米倉涼子)は執刀医になることを申し出る。しかし、博美のがんは完全切除が不可能な状態。そのことを自覚している博美は未知子の申し出を断った上で、娘の舞(藤井杏奈)に病気がばれないよう協力してほしいと頼む。一方、上海で新病院設立計画を進めている中国の財閥王、王超(矢野浩二)は、北野(滝藤賢一)や博美をはじめ、東帝大病院から優秀な医師を引き抜こうと画策していた、という展開だった。