シンガー・ソングライターで俳優の星野源(35)が28日、都内で行われた、大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分スタート)のリハーサルを行った。社会現象的な人気を呼んだTBS系火曜ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」を歌い、人気の「恋ダンス」も2番の間奏あたりから軽快に踊った。

 歌っている最中に幾度か、音の調整を依頼しつつ1曲目を終えたが、星野の姿勢に妥協はなく、再度、リハーサルを依頼してステージ上で歌った。2番の間奏後にリハを終えると「何度もすみません。ありがとうございます」とスタッフに感謝した。囲み取材の第一声は「すごく落ち着いた感じで歌えそう。楽しみです」で、納得の笑みを浮かべた。

 紅白歌合戦では、「逃げ恥」主演の新垣結衣(28)がゲスト審査員を務める。そのことについて、取材陣から「みくりさん(新垣の役名)が審査員を…」と聞かれると「新垣さんです」と言い直して苦笑い。続いて「恋ダンスのラブコールを」と突っ込まれると「お客さんも、たくさん来られると思う。このダンス自体、自分の好きな踊り。テレビの前の皆さんも、もし良かったら、ぜひ踊ってもらえたらうれしい」と言い、かわした。

 さらに「新垣さんと大みそかまでご一緒なのはうれしい?」と聞かれると「あのぉ…またお仕事できるというのは、とてもうれしいです」と笑って答えた。