今年6月30日で芸能界を引退することを発表しているカントリー・ガールズの嗣永桃子(24)が2日、東京・中野サンプラザで行われたハロー!プロジェクトの新春コンサートに出演した。同プロジェクトのライブに出演するのは今回が最後で、ライブ前の囲み取材では「02年から30回出演してきたので寂しい気持ちもある」と心境を明かした。

 昨年12月31日から同プロジェクトのリーダーに就任したアンジュルムの和田彩花(22)や、モーニング娘。’17に新加入し、この日がライブ初出演となった加賀楓(17)と横山玲奈(15)が初々しく書き初めを披露する中、負けじと「私も書いてきた」と「伝」と書いた作品も披露した。15年間在籍した同プロジェクトの伝統を後輩へと伝えることや、伝説のアイドルになるという意味を込めたといい、「あと、寒くなってきているのでインフルエンザなどの伝染病にも気をつけて」と笑わせた。

 この日は同プロジェクトの6グループ計49人が出演した。カントリー・ガールズは嗣永にとってラストとなる今年2月発売の両A面シングル「Good Boy Bad Girl」、「ピーナッツバタージェリーラブ」を初披露した。また、嗣永の思い出の曲だというBerryz工房の「ギャグ100回分愛してください」を各グループから1人ずつ選抜したメンバーと共に披露するなどして2200人のファンを盛り上げた。

 嗣永は大学卒業と同時に小学校と幼稚園の教育免許を取得しており、芸能界引退後は教育者としての道を目指していくという。