加山雄三(79)が18日、東京を中心に活躍する芸能人を顕彰する「第33回浅草芸能大賞」の授賞式に出席した。

 エレキギターに日本のアーティストでいち早く注目するなど、俳優としてだけでなく、音楽界への貢献をたたえられた。「あと2週間ほどで80歳になりますが、これまで大賞というものをいただいたことは1度もありません。初めて大賞をいただきました」とあいさつした。さらに「レコード大賞も特別賞でした。でも『若大将』の名はいただきました」とあいさつすると大きな拍手が送られた。

 奨励賞は漫才のナイツ、新人賞は歌舞伎俳優尾上松也(32)が受賞した。

 「平成28年度スターの手型」の顕彰式も行われ、樹木希林(74)中村梅玉(70)らが登壇した。樹木は、両親の仲人が当時の台東区長だったことを明かし「多分あの世から根回しをしたんじゃないかと思います」とあいさつして笑いを誘っていた。