現地時間の25日、米女優キャリー・フィッシャーさん(享年60歳)とデビー・レイノルズさん(享年84歳)母娘の一般追悼式が米ロサンゼルスのフォレスト・ローン墓地で行われた。

 米フォックス・ニュースなどの報道によると、ファンや友人、家族らおよそ1000人が集まった追悼式は、母娘が生前、望んでいたように音楽やタップダンス、笑いに満ちあふれていたという。

 フィッシャーさんの弟であるトッド・フィッシャーさんが主催した同追悼式では、母娘の思い出の写真やビデオが披露され、参加者らは笑い、時には涙しながら拍手を送り続け、映画業界に多大な影響を与えた母娘の死を悼んだ。

 ステージには、フィッシャーさんがレイア姫役を演じていた映画「スター・ウォーズ」シリーズの愛すべきロボット、R2-D2が登場。フィッシャーさんが70年代に婚約していた俳優のダン・エイクロイドが、「私たちは、こんなに早く死ぬべきではない」とスピーチした。また、フィッシャーさんの友人で歌手のジェームズ・ブラントがヒット曲「You’re Beautiful」を演奏したという。

 フィッシャーさんは昨年12月23日、ロンドンからロサンゼルスへと向かう飛行機の中で心停止状態となり、4日後にロス市内の病院で死去。母レイノルズさんも翌日、娘の後を追うかのように84歳で急死した。(ニューヨーク=鹿目直子)