フィギュアスケート女子の10年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央(26=中京大)が現役引退を表明し、テレビ各局情報番組のコメンテーターたちからさまざまな声があがった。

 11日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」で、TOKIOの国分太一は「現役選手である以上、いつか引退はくるとは思っていましたが、まさかこのタイミングでくるとは思っていませんでした」と驚き、「引退してもらってゆっくりしてくださいっていう思いもあるし、まだ頑張れるんじゃないかっていう、ちょっと複雑な思いでもあります」と語った。

 漫画家の倉田真由美氏はコメントを求められるも「彼女のストイックな姿が……彼女の生き方そのものに感動をもらって……すみません」と涙で言葉にならず。堀尾正明アナは「平昌(五輪)やってくれると思ったんですけどね……いやぁ、残念でならないですよ」と惜しんだ。

 フジテレビ系「とくダネ!」で、小倉智昭キャスターは浅田の現役引退後についても言及。「競技をやってきて、さまざまな喜びも味わっただろうし苦しみもたくさんあっただろうから、将来はね、タレントさんみたいなこともやれる人だと思うしフィギュアの解説もできると思うんですが、やがてはコーチになって若い人を育てて欲しいよね。これだけ実績を持ってる人が教えたらさらに良い選手が生まれてくると思う」と期待。「非常に長い間、ご苦労さまでした。ありがとうございました」とねぎらいと感謝の言葉で締めくくった。

 日本テレビ系「スッキリ!!」では、タレントのウエンツ瑛士が「こっちは真央ちゃんからもらうものばっかりで、これからの真央ちゃんの人生を応援することで何かしら恩返ししたい。(浅田の)ブログでも『今まで本当にありがとうございました』ってありますけど、こっちが本当にありがとうございましたって言いたいですよね」と感謝。MCの加藤浩次も「ほんとに言った通りだよ。もらってばっかりだよね」としみじみと語った。