女優の真矢ミキ(53)が、搭乗済みの乗客を引きずり降ろしたことが問題となっている米ユナイテッド航空について、自身も過去に悔しい思いをしたという体験を明かした。

 12日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」では、ユナイテッド航空が従業員4人を乗せるため、すでに搭乗していた乗客4人に降りるよう依頼し、拒んだ1人を引きずり降ろした問題を取り上げた。

 真矢は同社の対応に「あり得ない」と憤慨。自身も20年ほど前に同社の国際線を利用した際に受けた対応に悔しい思いをしたと振り返った。

 その時、真矢はアメリカから日本へ帰国する国際線で、乗り継ぎのために空港内を移動していたという。「高齢のご夫婦と私の友だちと4人で一生懸命走った。まっすぐ間違いなく走ったんですけど、『乗り遅れ』と言われて。それですぐにチケットを渡されて。でもお金なんか渡されなかったですよ。『あなたたちが悪い、乗り遅れなんだから』と言われて…」と搭乗できなかったことを明かした。

 その対応に「いまでもまだこんなに悔しさの温度があるくらい。高齢者のご夫妻がほんとに息を切らして頑張って走られて、あれはないなって……すごく悔しい思いが今も久々にあがってきた」と語った。