女優柴咲コウ(35)が主演し、23日に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)の第16話の平均視聴率が、関東地区で13・7%だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。前週は14・4%だった。

 同作は男が絶えた井伊家を「男」を名乗って守り抜き、後に徳川四天王の1人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政、幕末の大老として知られる井伊直弼へと子孫をつないだ女領主・井伊直虎を主人公とした物語。

 23日の回は、駿府から無事帰還した 直虎(柴咲コウ)。そこに瀬戸方久(ムロツヨシ)が訪れ、井伊家の財政を立て直すための新たな産業として「木綿」作りを持ちかけ、綿の実の栽培を勧める。乗り気になった直虎は瀬戸村の百姓・甚兵衛(山本学)に相談するが、井伊領内は深刻な人手不足であり、木綿作りを担う人材がいないことがわかる。人手を探して村々を回る直虎だったが、ある日、水浴びをする若い男(柳楽優弥)と運命的な出会いを果たす、という内容だった。