フジテレビは6日、ワールドカップ・ロシア大会の中継MCが、ジョン・カビラ(59)と、同局のスポーツニュース番組「S-PARK(スパーク)」キャスターの宮司愛海アナウンサー(26)が担当すると発表した。

 カビラは2002年の日韓大会で日本がワールドカップ初勝利を挙げた、同6月9日の1次リーグ・ロシア戦をキャスターとして伝えたことをはじめ、数々のサッカー中継でキャスターを務めてきたフジテレビ系サッカー中継の“顔”だ。同戦では日本が1-0で勝利し、視聴率66.1%は同局歴代1位の記録だ。

 フジテレビは今回、同戦以来16年ぶりのワールドカップの日本代表戦中継となる、28日の対ポーランド戦など8試合を放送する。カビラは同局を通じてコメントを発表した。

 カビラ 211のFIFA加盟チームから予選を戦い抜いた32チームの精鋭たちが己の全てをかけて戦う最高峰の大会! 開幕待てません。そして、02日韓大会第2戦、今回の開催国(!)“ロシア”を下してW杯初勝利をもぎ取った日本代表の快挙をお届けしてから16年。’64東京五輪“東洋の魔女”が“ソビエト連邦”(!)を決勝で下したゲームに次ぐスポーツ生中継視聴率記録の同ロシア戦を名将(アーセン・)ベンゲル氏とお届けして16年。さあ、日本、運命の第3戦のポーランド戦生中継、どんなドラマが展開するのか? スポーツを愛する全ての人の目をくぎ付けにするゲーム、頼むぞ、サムライブルー!

 解説は、02年日韓大会1次リーグ・ベルギー戦でゴールを決めた元日本代表FW鈴木隆行氏、2006年ドイツ大会でキャプテンとして活躍した元日本代表DFで、現ガンバ大阪U-23監督の宮本恒靖氏、J1名古屋グランパスの風間八宏監督、98年フランス大会に出場した元日本代表MF山口素弘氏、清水秀彦氏らが担当する。