吉本興業は6日までに、21年前に閉館した劇場「京都花月」の復活を目指し、京都市内で7月から定期的に演芸ライブを開く方針を明らかにした。

 7月は13日に、祇園の弥栄会館で「京都花月です。~浴衣DEマンザイ~」と銘打った1日限定のイベントを開催。チュートリアルや麒麟(きりん)ら京都ゆかりの芸人が浴衣で登場する。

 8月以降は、市内のライブハウスなどで月1回程度のペースで演芸ライブを開き、将来は決まった会場で開催することも検討していく。

 京都花月は1935年に新京極で演芸興行をスタート。戦後は一時、映画館となったが、62年に演芸場として復活、87年まで興行していた。