90年代前半のディスコシーンをリードしたジュリアナ東京が9月6日、東京・ディファ有明で1日限りの復活を遂げる。ボディコン姿の女性が羽扇子を片手に乱舞する光景は、バブルを反映する社会現象となったが、バブルの崩壊と時を同じくするように94年8月に幕を閉じる。今回はあのバブリー伝説が14年ぶりによみがえる。

 企画したのは創立20周年のエイベックス。クラブミュージックとともに成長してきたと自負する同社が、「感謝の意味を込めて」実施するという。ジュリアナ東京で流れていた20曲を集めたコンピCD「CLUB

 LEGEND」(8月13日発売)に無料チケットを封入。ディファ有明に足を運べない人のために、全国の主要ディスコ54店が同チケットで無料開放する。当日はお立ち台はもちろん、当時の黒服従業員まで再現。ボディコン衣装の無料貸し出しや扇子販売も行い、盛り上げる。

 もちろん、お立ち台の女王、荒木師匠こと荒木久美子(38)も一夜限りの現役復帰を遂げる。