ミュージシャン甲斐よしひろ(55)が著書「画面の告白」(日刊スポーツ出版社)の発売を記念して11日、東京・三省堂書店神保町本店でサイン会を行った。昨年11月に発売したエッセー集「九州少年」(ランダムハウス講談社)と合同企画で、いずれかの購入者200人にサインをプレゼント。「九州少年」発売以来、3都市でサイン会を行ってきた。サイン会はデビュー数年後に1度行っただけという貴重な機会とあって、目の前で左手でペンを走らせる姿に、涙ぐむファンまで現れた。

 甲斐バンドとしての活動を終えた日本武道館公演を行った7日に発売した「画面の告白」は早くも増刷が決定するなど作家としての注目も高まっている。甲斐は「僕の本のためにこんなにたくさん集まってもらえるなんて申し訳ない」と喜んだ。

 [2009年2月11日19時11分]ソーシャルブックマーク