ミュージカル「蜘蛛女のキス」(1月24日~2月7日、東京・池袋の東京芸術劇場)の公開げいこが29日、都内で行われた。南米の刑務所を舞台に93年トニー賞で7冠を得た作品。ゲイのモリーナ役の石井一孝、政治犯ヴァレンティンの浦井健治は07年に出演して、今回が2度目。

 石井は「何かと気が付くモリーナなので、毛布のたたみ方やリンゴの皮むきがうまくなった」と話すと、オーロラ役で初出演の金志賢は「石井さんはもともと(ゲイの)キャラクターの方かなと思った」と告白。その言葉に石井は苦笑いだった。

 [2009年12月29日16時29分]ソーシャルブックマーク