音楽家の坂本龍一(58)が26日、都内で、11月からのジャパンツアー「UTAU」とカーボンオフセット・プロジェクトの概要発表会見を行った。「カーボン-」とは、削減困難な二酸化炭素(C■)の排出量を、他の場所での排出削減・吸収量でその全部または一部を埋め合わせること。坂本とアウディは「環境への配慮」という理念が一致し、昨年から手を組んでいる。今回のツアーでは全17公演で排出されるC■約50トンを、植林などでオフセットする計画だ。
アウディジャパンのドミニク・ベッシュ社長は「坂本さんは音楽のみならず先進的な考え方、環境問題への取り組みでも世界的に有名な方。アウディもカーボンオフセットを推進しており、同じ価値観を持っている。坂本さんの昨年のヨーロッパツアーでは30トンのオフセットが実現できた。今年も支援していきたい」と話した。
坂本は「危機的な状況にある今、技術力でどう未来を切り開いていくか。ハイブリッド車や電気自動車を期待したいが、電気自動車は音が出ないので、お年寄りには危険な点もある。最近、車体から発する音に興味を持っており、研究してみたい」と話した。
坂本はアウディの新車「Audi
R8
Spyder」のCM曲も担当した。「音羽」という曲で、アウディのスピード感と優雅さを表現したという。坂本は「CM曲は1分程度ですが、3、4分にして新曲として発表したい」と意欲的に話した。なお、ツアーは大貫妙子との共演で、11月18日のハーモニーふくいから始まり、12月22日の札幌市民ホールまで行われる。チケット料金には、日本国民1人あたりが1日に排出するC■約6キロのうち、1キロをオフセットする費用が含まれる。※■はOの横に小文字の2
[2010年7月26日20時17分]ソーシャルブックマーク




