歌舞伎俳優市川海老蔵(33)が事件を悔いて病室で号泣していたことが6日、分かった。先輩の中村福助(50)が自身のブログで明かした。海老蔵はこの日、33歳の誕生日を迎えた。病室には知人やファンからプレゼントが届き、妻小林麻央(28)からもプレゼントがあったが、好きなシャンパン抜きの寂しいバースデーとなった。

 海老蔵は病室で号泣していた。福助が自身のブログで「病院のベッドで絶えず号泣しているそうです」と明かした。全治6週間の大けがを負い、京都・南座「吉例顔見世興行」を休演。さらには来年1月の座頭公演「初春花形歌舞伎」への出演が微妙になるなど逆風の日々への後悔とみられる。

 また、福助は「先に海老蔵が手を出した」などの証言については否定的な見解を示した。「彼は本当に強いです。朝青龍関と腕相撲して引き分けたくらいです。彼が手を出せば確実にやっつけられたと思います」。その上で「それを我慢した彼を、少し評価してあげてください」と擁護した。

 [2010年12月7日6時5分]ソーシャルブックマーク