影絵作家の藤城清治氏(86)が16日、東京・目黒の自宅で会見に応じ、17日から同所で行う展覧会を報道陣に公開した。

 約20年ぶりとなる自宅スタジオでの展覧会で、代表作60点のほか、爆笑問題の太田光(45)の小説「マボロシの鳥」の絵本原画40点を展示している。幼いころから藤城氏の作品のファンだった太田が、ラジオ番組のゲストに招き、自著を贈呈。同小説に感銘を受けた藤城氏が絵本化を決めた。

 展示作品を前に藤代氏は「影絵は実際に光を当てると絵の具の色とは違って見える。光と影の美しさにワクワクします」とうれしそうに話した。

 また、同展では震災復興支援として作品を版画にし、売り上げを仙台市若林区に贈る。同区には藤城氏の原画が飾られている「鐘崎

 笹かま館」がある。同館は被災は免れたが、周辺の惨状を知ってチャリティー活動を決めたという。

 展覧会は5月29日まで、絵本は講談社から5月17日に発行される。