歌手ふくい舞(26)、カレン(17)らが28日、大阪市内で行われた「関西歌謡大賞」の記者会見に出席し、28回目を迎える一般参加型の同コンテストをPRした。コンテストは今年、東日本大震災を受けて「歌の力で関西から日本を元気に!」という「援歌」をテーマに予選を行う。この課題曲にも選ばれた「いくたびの櫻」を歌うふくいは「大変な今だからこそ、日本を歌で元気にしたい。辛いとき私自身も歌に勇気付けられてきた」と話した。

 また、女子高生演歌歌手カレンは新曲「大阪恋歌」をリリースした4月20日から大阪に引っ越して「武者修行」を敢行中。100日間で「おばちゃんの友達」を500人作り、応援団になってもらうという企画だが、カレンは「歌を通してアピールしたい」と笑顔を見せた。

 「関西歌謡大賞」出身で「大阪発

 頑張れ援歌」で今年デビューする高橋樺子は「プレッシャーもありますが、被災者の方に希望を与えたい」と語った。

 コンテストは一般応募が5月1日から始まり、テープ審査通過者は9月の1次予選と最終選考会に挑む。決勝大会は10月13日に兵庫・尼崎アルカイックホールで行われる。