87年のNHK連続テレビ小説「チョッちゃん」のヒロインで知られ、昨年3月に子宮頸(けい)がんの手術を受けた女優古村比呂(47)が2月1日に著書「がんを身籠って」(主婦と生活社)を出版する。闘病生活や後遺症、シングルマザーとしての生活などについて赤裸々に明かしている。

 同書は11年12月、子宮頸がんであることを告げられたところから始まる。「頭に『死』がシャボン玉のように浮かんでは消えた」と、当時の心境や、子宮全摘手術を受けるまでの2週間の入院生活、術後の排尿障害やリンパ浮腫などの後遺症について、160ページにわたって詳細に記している。