俳優でものまねタレントの清水良太郎(24)が23日、東京・池袋の東京芸術劇場で初のコンサートを行った。

 公演前に囲み取材に応じ、「自分のコンサートをやるのは夢だったので。普通、第1回は100人くらいのライブハウスなのに、第1回から芸術劇場。おこがましい」と謙虚に喜びを語った。

 公演には父親の清水アキラ(58)もゲスト出演した。三男の初ライブに花を添えたアキラは「スケジュールを見たら空いてまして」とうそぶきながら、「せがれがこんな一生懸命やってるのに、親が手伝わなくてどうする」と本音をのぞかせた。「僕が飛び入りで歌わせてもらったことはあるけど、父がゲストに出るなんて初めてなので」と喜ぶ良太郎を横目に、アキラは「でも、本人よりギャラが高いんですけど」と笑わせた。

 取材は良太郎のプライベートにも及んだ。かつて女優観月ありさとの交際が話題になったが、「忙しくさせていただいていて、プライベートがないので。今は仕事が恋人です」。すかさず父のアキラに「シンとしちゃったよ。結婚なんかいいから孫作ってくれよ。年上でも何でもいいから」と突っ込まれると、「何で年上というキーワード出すの?

 でも、家庭的なタイプがいいですね」と、聞かれもしないのに、好みの女性像を披露していた。

 一方で、アキラが芸能活動の続行を宣言した。昨年7月には、良太郎の将来と自身の体力面を見据え、13年いっぱいで第一線から退くことを示唆したが、この日は「芸能生活はしていくが、駆け足できたので、ゆっくりしていこうかなと。全ては自分のため」と話し、今後はマイペースで活動していくことを明かした。