兵庫県宝塚市の宝塚大劇場に隣接する小型の第2ホール「宝塚バウホール」の緞帳(どんちょう)が17年ぶりに新調され、9日、スミレ柄の新緞帳が報道陣に公開された。

 縦7メートル、横15メートルの新緞帳は、濃淡が付いた薄紫色を背景に、宝塚歌劇団のシンボルでもある、スミレの花が左右に広がる様子を優美、繊細に描いている。

 デザインコンセプトは「すみれとロココ」で歌劇団の愛唱歌「すみれの花咲く頃」にちなんだ。25日の宙(そら)組バウホール公演で一般客にも披露する。

 次回の宙組バウホール公演で主演する、蓮水ゆうやと七海ひろきも公開に立ち会った。