女優佳那晃子(57)が今年1月に、くも膜下出血で倒れ、脳死宣告を受けていたことが17日、分かった。所属事務所がマスコミ各社にファクスを送って公表した。

 所属事務所によると、佳那は、1月10日夜に自宅で倒れ、救急搬送された。担当医から「脳死」と宣告されたが、蘇生措置によって翌日には手術が可能な状態になったという。手術後は、静岡県内の療養先でリハビリ治療を受け、8月に入ってからは、語りかけると手足を動かして反応するまでに回復してきたという。

 所属事務所は「今後も時間がかかると思いますが、完治に向かいリハビリを行い、皆さまの前に元気な姿をお見せできるように頑張っていきます」とコメントしている。