尾野真千子(32)主演のフジテレビ系連続ドラマ「極悪がんぼ」(月曜午後9時)の21日の第2話の視聴率が22日、11・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と発表された。前週14日の13・6%より2・3ポイント下回った。

 NHK朝のテレビ小説「カーネーション」のヒロインを演じた尾野が、裏社会を舞台にした新境地に挑戦この日は、恋人にだまされ2000万円の借金を作り、裏社会の経営コンサルタント会社に飛び込んだ尾野演じるヒロイン神崎薫が、ある予備校から運ばれたテレビ、パソコン、コピー機などを倉庫に収めた。予備校代表の沌面(田窪一世)は、それらを売って金を作り、夜逃げしようとする。裏社会の汚い一面に嫌悪感を示した薫だが、自分の借金2000万円の借用書に利息が月10%、200万円と書かれていることを知って驚く。ラブストーリーが多かった今までの「月9」とは、ひと味違った極悪エンターテインメント。