覚せい剤取締法違反(所持と使用)で起訴されたASKA(本名・宮崎重明)被告(56)の知人女性で、同違反で起訴された栩内(とちない)香澄美被告(37)の初公判で一般傍聴席をめぐる抽選倍率は44・8倍だった。

 一般傍聴席21席に対し、抽選に940人が並んだ。一時は、裁判所を取り囲むように行列ができた。

 09年10月には、覚せい剤取締法違反の罪に問われた酒井法子の初公判が日本の刑事裁判史上最高の競争率を記録している。当日、一般傍聴席20席に対し、抽選に6615人が並び、約330倍だった。