朝日放送(ABC)の脇阪聰史社長が23日、大阪市内の同局で社長会見を開いた。

 今年もテレビ、ラジオなどで中継する第96回全国高校野球選手権大会(8月9日開幕)では、今大会からスマートフォンでのライブ配信も開始する。脇阪氏は、より充実した中継体制で「高校野球ファンをくぎ付けにします」と話した。

 実況担当の高野純一アナウンサー(32)も登場し「より現場に近い目線で伝えたい。熱い中継を目指しています。選手に寄り添って、周りの人のサポートなども伝えていきたい」と意気込んでいた。

 会見の中では、新人の川添佳穂(23)ヒロド歩美(22)両アナウンサーが“司会者デビュー”した。4月入社の2人は、3カ月半の研修を経て16日のラジオニュースでデビュー。22日からスタートした「速報!

 甲子園への道」(午後11時17分)では、テレビ朝日の森葉子アナ(28)とともに、日替わりでキャスターも務めている。

 川添アナは「3歳の時からあこがれたアナウンサーとしての日々が始まりました。マルチに活躍できるアナウンサーになりたい」とあらためて意気込んだ。ヒロドアナは「唯一無二のアナウンサー目指して頑張ります」と初々しく話した。