大手芸能プロダクション、オスカープロモーション主催のオーディション「第14回全日本国民的美少女コンテスト」が5日、都内で開かれ、滋賀出身の中学1年生、高橋ひかるさん(12)がグランプリを受賞。応募総数8万1031人の頂点に立った。

 高橋さんは、グランプリ発表の瞬間は驚きの表情を見せたが、徐々に実感したのか涙が頬を伝った。同コンテスト出身の女優米倉涼子(39)や上戸彩(28)らから副賞やたすきを掛けられ、「とてもうれしいです。ありがとうございます。ただただビックリしました」と話した。

 この日行われた最終審査では、沢尻エリカらがドラマや映画で歌った「タイヨウのうた」を堂々と披露。質疑応答では、趣味の「食べ歩き」について問われると、緊張のあまり言葉に詰まるシーンもあったが、抜群の存在感でグランプリを獲得した。特技はダンスで、目標は剛力彩芽(21)のような女優になることだといい「良かったら一緒に踊りたいです」と熱望した。グランプリを獲得した高橋さんには、賞金200万円のほか、テレビ朝日系ドラマへの出演や映画出演、歌手デビューなどの副賞が贈られた。

 各賞の受賞者は次の通り(敬称略)。

 グランプリ=高橋ひかる

 モデル部門賞=ルービナー

 マヤ(14)菊川リサ(16)

 演技部門賞=門垣ひかる(15)川口ゆりな(15)

 音楽部門賞=花岡菜積(18)

 グラビア賞=犬塚しおり(12)

 マルチメディア賞=飯島未賀(15)

 審査員特別賞=藤江萌(16)高村優香(16)