初期の喉頭がんで7月下旬から療養中の落語家林家木久扇(76)が19日、マスコミ各社へのファクスで「放射線治療を経て完治に至りました」と報告した。

 木久扇は7月21日に初期の喉頭がんで、入院・手術をせずに通院の放射線治療を行うことを公表した。放射線治療による完治まで1カ月半の予定とし、レギュラー出演する日本テレビ系「笑点」や落語会などの仕事を休み、治療に専念していた。木久扇は「今は仕事復帰に向け、準備をしている段階となりました」とつづった。会見については「笑点」復帰時に行う意向で、「皆さまの前に帰ってきたことを本当にありがたく感じております」と完治を喜んでいる。