和田アキ子(64)が2日、TBS系「アッコにおまかせ!」(日曜午前11時45分)で、10月23日に脳梗塞で倒れて緊急入院した、タレント磯野貴理子(50)から、この日、直筆の手紙が届いたと明かした。「貴理子から直筆の手紙が来て、私の方がしんどい」と、磯野の気づかいに逆に恐縮していた。

 また和田は、磯野が23日夕方に自宅で体調不良を訴え、救急車を呼んで都内の病院に搬送された時の裏話も暴露。救急車の中で磯野に体調を聞いた救急隊員が、磯野の24歳下の夫高橋東吾さん(飲食店店長)に対し「お母様ですか?」と聞いたという。和田は「貴理子は50、ご主人は24歳下…。(磯野は)『お母様』と言われたのが、一番ショックだったって」と明かした。そして、自身が救急車に乗った際は「救急隊員が(夫に対し、和田のことを)『男性ですか?』と言った。救急隊員の人も、こちらが言うのを待っててほしいよね」と苦笑した

 番組内では、高橋さんが、磯野が倒れた時の状況を明かした。「夕方、家に帰ったら(磯野が)立って歩いていたけど、ヨロヨロしていた。舌が回っていなくて、目の焦点が合ってなかった。最初、二日酔いかと思ったんですが…マネジャーさんに電話して、すぐ救急病院に行った」という。高橋さんは、病院で涙が出そうになったが、こらえたという。「本人が一番つらいんで(涙を)流さないよう我慢した。アッコさんからは『2人で頑張って乗り切れ』と言われた」と言い、和田に感謝した。

 磯野の近況について、高橋さんは「日々、活発になっています。(病院を)歩き回り過ぎて、困ってるくらい。夕飯が6時からなんですけど『待ち切れない』と5時に(ご飯を取りに)行っちゃう」と笑いながら明かした。

 和田も磯野の近況について「本当に元気。全然、普通。『携帯のメールで(違うボタンを)押してしまうんですよ』『人と話す時、言葉が出てこないことがある』と言っている。『そんなの、昔からだろ』と言ったよ。本人は仕事したがっているけれど、お医者さんのOKが出ない」と話した。そして「貴理子はテレビ見て、笑ってると思うよ」と言い、笑みを浮かべた。