映画「王様とボク」(前田哲監督、9月22日公開)の制作会見が26日、都内で行われ、菅田将暉(19)松坂桃李(23)が出席した。

 18歳の青年(松坂)と、昏睡(こんすい)状態から12年ぶりに目覚めた同級生(菅田)の大人への成長を描く青春ムービー。

 本作で映画初主演した菅田は「昔、先輩の役者さんに『人生、楽しいか』って聞かれて、お芝居するのは楽しいけど、よく分からないなと思ってました。でも、この作品に関わってから人生は楽しいなって思えるようになってきました」と作品への自信を見せた。

 撮影は昨年12月に行われ、松坂は「クリスマスイブもクリスマスも監督と過ごしましたね。ケーキも一緒に食べて、星がきれいでした」と笑いながら振り返った。