アニメ映画「ハピネスチャージプリキュア!

 人形の国のバレリーナ」(今千秋監督、11日公開)公開前夜舞台あいさつが10日、東京・新宿バルト9で行われた。

 04年「ふたりはプリキュア」からスタートし、10周年を迎えたプリキュアシリーズ初の前夜祭となった。

 この日はプリキュアを演じた中島愛(キュアラブリー=愛乃めぐみ)潘めぐみ(キュアプリンセス=白雪ひめ)北川里奈(キュアハニー=大森ゆうこ)の3声優が登壇。3人は劇中で描かれた舞踏会を意識したのか、ドレスアップして登場した。

 実は、この日の前夜祭のほか、11日の初日舞台あいさつ含め4日間連続での舞台あいさつが予定されている。中島は「こういう機会はなかなかないですし…すごいですね」と驚きつつ、満面の笑みを浮かべた。潘も「全部で(舞台あいさつが)10ステージある。こんなの初めて」と、自身のキャリアでも異例のプロモーションに驚きを隠せなかった。

 中島は前夜祭の最後に、満員の客席を見て「今、すごい…こんなにたくさんの人が来てくださって、涙が…それくらいうれしい」感極まって涙ぐんだ。「頑張れ!!」とファンの声援を受けると、「ハピネスチャージプリキュア!

 の4人そろって、初めてスクリーンに登場することが出来ました。心の深いところに、ずっと残り続ける作品だと率直に思う。くじけそうになった時、笑顔になりたい時、何度も見たいなと思ってもらえるような映画になっていると思いますし、そうなればいいなと願っております」とあいさつした。