SMAP木村拓哉(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「CHANGE」(月曜午後9時)の初回平均視聴率が13日、ビデオリサーチから発表され、23・8%(関東地区)を記録した。関西地区は28・3%、東海地区は29・0%で、関東より5ポイント前後高い数字をマークした。

 瞬間最高はラストの午後10時15分で26・6%。木村演じる主人公が衆院補欠選で小差で当選する場面だった。

 4月開始連ドラの初回最高視聴率は、仲間由紀恵主演ドラマ「ごくせん」の26・4%。同ドラマはシリーズ第3弾で人気がすでに定着。「政治ドラマは当たらない」というジンクスがテレビ界にある中での2・6ポイント差は、まずまずの船出といえる。

 物語は小学校教師から政治の世界へ引きずり込まれ、内閣総理大臣に担ぎ上げられる男の奮闘を描く。現在、福田内閣の支持率は19・8%で、発足以来最低数字と低迷中。絶大な人気を誇る木村だけに今後、どれだけ視聴率を伸ばせるのか。支持率の行方とともに注目されそうだ。