俳優船越英一郎(49)が1日、都内で主演する日本テレビ系の「松本清張ドラマスペシャル『書道教授』」(23日午後9時放送)の会見に出席した。船越は、自殺した妹平野洋子さん(享年47)の葬儀が行われた2月11日以来、公の場に初めて姿を見せた。この件に答えなかったが、葬儀後に京都で気丈に撮影に参加していたのが同作だった。追い詰める役が多い“2時間ドラマの帝王”船越だが、今回は女性たちとの関係の中で追い詰められていく男を演じる。船越は「初めての2時間ドラマは清張作品。俳優28年目で、演じたことのない役に挑戦しました」。共演の杉本彩(41)は「男と女のドロドロした作品が大好き。大人の作品にめぐり会えて光栄です」。

 [2010年3月2日6時26分

 紙面から]ソーシャルブックマーク