連続テレビ小説「梅ちゃん先生」が4日放送の第3話で、平均視聴率20・0%(関東地区)と高視聴率を記録したことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。近年、20%に開始からスピード到達した作品は、昨年度前期「おひさま」の第5話(20・6%)があるが、前作「カーネーション」はスタートから約1カ月半かかっている。

 「梅ちゃん先生」の好スタートを受け、この日、東京・渋谷区の同局で行われたNHK定例会長会見で松本正之会長(67)は「どんどん伸びる期待がもてる。堀北真希さんのキャラクターとスタジオの雰囲気がいい」などと評価した。さらに視聴者の「希望を感じさせる」「堀北さんの清潔感と庶民的な面がいい」などの声も紹介した。

 一方、低迷する大河ドラマ「平清盛」については「源氏と平家のなじみ時代に入るので期待したい」と語った。