ユニット「すたーふらわー」として8月1日にCDデビューする人気子役の谷花音(8)と小林星蘭(7)が「紅白出場」のビッグな目標を打ち立てた。10日、都内で初の公開レコーディングを行い、かわいらしくダンスを踊りながら初シングルとなるキャンディーズの「年下の男の子」を歌った。

 小学2年の2人だが、毎日大忙しだ。広告契約だけでも谷が12社、小林が13社に上る。それでも元気いっぱいの新ユニットは、NHK紅白出場の希望を問われ「はい!

 出たいです!」。星蘭ちゃんは「夜8時までしか出られないけど…」と付け加え、笑いを取った。さらに取材陣から「AKBに負けないようにね」と言われると、「はい!」と即答。前田敦子に憧れているからこそ、同じ舞台に立つ目標ができたことがうれしかった。

 75年にキャンディーズが発売した曲を、04年生まれのコンビが歌う。花音ちゃんは「(34歳の)ママは知ってるか分からないけど(52歳の)おばあちゃんは知ってました」と言うほどだ。そんな2人は「年下の男の子は好き?」と聞かれ、「年上が好き~!」と声をそろえた。

 子役ブームの中、昨年は芦田愛菜、鈴木福が「マル・マル・モリ・モリ!」を歌い、紅白に初出場。関係者は「2人の力で、マルモリを超えてほしいです」と期待している。【三須一紀】