6人組アイドルグループでんぱ組.incが20日、東京・青海のZepp

 Tokyoで、グループ初の6大都市ワンマンツアー「ワールドワイド☆でんぱツアー」の国内最終公演を行った。

 カラフルな衣装に身を包み、新曲「W.W.D」「冬へと走り出すお!」や「強い気持ち・強い愛」「キラキラチューン」など全21曲を披露。ファン2500人を熱狂させた。メンバーが「こうやって6大都市ツアーができるのも、この場にいるみなさんや、この場にいなくても応援し続けてくれるみなさんのおかげです!」と呼びかけると、大歓声を浴びていた。

 同グループは、東京・秋葉原の「秋葉原ディアステージ」から発祥し、08年から活動を開始した。今月16日に発売した6枚目シングル「W.W.D」は、ももいろクローバーZやAKB48などの楽曲で知られる「ヒャダイン」こと前山田健一の作詞作曲で、グループ史上初めてオリコンデーリーランキング10位以内(8位)を獲得した。また、来月23日には台北公演も行うなど、活動の枠を広げている。

 この日、新たな単独ライブが8月31日(大阪野外音楽堂)と9月16日(東京・日比谷野外音楽堂)に開催されることも発表された。興奮冷めやらぬファンに向かって、「もっともっと、いい景色を見てもらえたらいいなと思っています。これからもよろしくおねがいします!」とあいさつ。会場は最後まで熱狂に包まれていた。