日本がオランダを破って準決勝進出を決めた第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のTBS系中継番組(10日午後7時34分から150分間)の平均視聴率は関東地区で34・4%、関西地区で30・4%だった。ビデオリサーチの調べで11日、分かった。瞬間最高視聴率は、関東地区が44・6%、関西地区が38・6%で、ともに試合終了の瞬間だった。試合は日本が6本塁打で16点を奪う一方的な展開で、7回コールド勝ちを収めた。打線爆発に視聴者が注目していた。同局は「WBC3連覇への期待値の高さと『野球』というスポーツの人気の高さをあらためて証明した一戦になりました」とコメント。8日の台湾戦はテレビ朝日系で中継され、こちらも平均視聴率は、関東地区で30・3%、関西地区で30・1%と高かった。台湾に2度リードを許しながら、9回2死の土壇場で同点に追いつき、延長10回に勝ち越す劇的な試合だった。