今年11月に行われた「第10回D-BOYSオーディション」でグランプリを獲得した楡木(にれき)直也(16)が、テレビ東京系正月スペシャルドラマ「巫女に恋して」(来年1月2日深夜0時45分)で初主演を務めることが26日、分かった。

 オーディション合格からわずか2カ月。同ドラマが俳優デビュー作となる楡木は「今回このような大役に挑戦させていただくことが出来て本当にうれしい」と喜ぶとともに、いきなりの主演抜てきに「はじめてお話を聞いた時はまさか自分が主演とは信じられませんでした」と驚いたという。

 ドラマは恋のドキドキから、困惑、嫉妬、恐怖、絶望と、めまぐるしく感情が変化するコミカルラブストーリー。楡木が演じるのは自身と同じ高校2年の直也。直也が思いを寄せる、巫女(みこ)のバイト・ふみ役に大野いと(18)。ふみの恋人で、学内一の不良・八代を俳優集団D-BOYSの山田裕貴(23)が務める。

 監督、脚本は映画「ホームレス中学生」「ロボコン」などの古厩智之氏。古厩氏は初演技となった楡木について「すごくきれいな顔で内面が素直なところがよく見えてとても良い。どんどん成長していってください」とエールを送る。

 楡木は「等身大の僕を精いっぱい演じますので、1月2日はご家族やおともだちと、ぜひ観ていただけたらうれしいです!」と初々しくアピールした。

 ◆楡木直也(にれき・なおや)1997年(平9)1月6日、神奈川県生まれ。今年11月に行われた「第10回D-BOYSオーディション」でグランプリのほかnon-no賞、D-BOYSドラマ賞の3冠を獲得。特技は空手。173センチ。血液型A。