女優北川景子(27)主演のテレビ朝日系の時代劇「みをつくし料理帖」(6月8日午後9時)が、約1年9カ月ぶりに復活することが22日、分かった。

 水害で両親を亡くした天涯孤独の少女澪(北川)が江戸の料理人として成長していく姿を描く物語で、東映京都で撮影に臨んだ北川は「続編ができたらと思っていたので、うれしいですし、ありがたいです。(視聴者が)食を楽しむ日本の文化を感じてくれたら」。第1弾では慣れない町娘の所作やかつら、料理と戸惑うことが多かったが、今回は強い小骨が多く難しいとされるハモのさばきにも挑戦した。「一生懸命練習しました。普段は料理しなかったのが、今は外で食事すると『どう切ったのかな』とか、気になっちゃってます」。

 澪を見守る浪人の小松原を演じる松岡昌宏(37)は「澪にほれない男はいない。けなげと芯の強さの振り幅がいい」。さらに澪に料理を手ほどきするシーンも振り返りながら、「澪がおちょぼ口で、一生懸命食べるのがいい。最近、壇蜜に引っ張られてたけど、北川さんに戻ってきました。僕もさばかれたい」と笑った。