ディズニー/ピクサーによる米アニメ映画「カーズ2」(ジョン・ラセター監督)が30日、初日を迎え、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇3でお笑いタレント山口智充(42)が舞台あいさつを行った。山口は前作に続いて、レッカー車のメーター役として日本語吹き替え版に出演した。ラセター監督から直接もらったというカーズのキャラクターがプリントされたアロハシャツを着て登場。日本を舞台にした場面が多く出てくることにも触れ「日本で盛り上がってることが伝われば『カーズ3』ができる。日本の場面をもっと増やしてもらって、日本にもいい車がいっぱいあるんで、日本車も出してもらいましょう。僕が直接交渉します!」とあいさつした。また、約600人の観客にセミの物まねを伝授し、全員で夏らしく盛り上がった。

 山口はこの日、京都、東京、横浜の3劇場で舞台あいさつを行い、日産スタジアムでは、Jリーグ横浜-大宮のハーフタイムで同作をPRした。同作は全国333劇場514スクリーンで公開され、配給のウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンによると、興収60億円を見込める好スタートを切った。