人気子役の鈴木福(7)が日本、中国、香港合作のアニメ映画「マクダルのカンフーようちえん」(今夏公開)で、初めて単独主演を務めることが8日、分かった。

 「マクダル-」は、香港の下町を舞台にした物語。コミックで人気になり、アニメ、映画と広がってきた。主人公のマクダルは、香港では国民的人気のこぶたのキャラクター。こぶたになった鈴木は「ちょっと難しかったです。マクダルはアリも踏めないくらい優しい男の子。話し方も僕よりゆっくりなので、いつもよりゆっくり、ニコニコで話すようにしました」。顔は映らなくても、満面の笑みで演じるあたりはさすが名子役だ。

 声優経験は豊富で、昨年公開の映画「ハッピーフィート2

 踊るペンギンレスキュー隊」では、ペンギンの子供、公開中の映画「ドラえもん

 のび太と奇跡の島アニマルアドベンチャー」では少年役だったが、応援隊長としてはドードー鳥の着ぐるみを着て各地を回った。そして、今回はこぶた…。動物に縁があるようだ。

 マクダルのガールフレンドで、子牛のメイを演じた剛力彩芽(19)は、鈴木との共演について「本当にかわいいんですよ。福くんの空気感に癒やされて、吸い込まれる感じでした。こんな12歳下のボーイフレンドがいたらすごくかわいがっちゃいます」。

 そんなラブコールを受け、鈴木は照れながら「楽しかったです!

 うれしいです!」と大喜び。マクダルについては「日本でも人気が出たらいいなって思いました」と話した。