日本漢字能力検定協会は12日、京都市東山区の清水寺で1年の世相を1字で表す「今年の漢字」を発表した。それでは各界著名人が選ぶ1文字は? 思いを込めた一筆を、お願いしました。
夏の都知事選で突然出馬表明、3日後に断念するなど世間を騒がせた石田純一が選んだ漢字は、意外? にも「誕」だった。「わが家に3月に2人目の子供が誕生したこと。リオ五輪で(日本に)41個のメダルが誕生したこと。米大統領選でトランプ次期大統領が誕生したこと」。東尾理子夫人の出産に都知事選…激動だった自身の1年に、さまざまな思いを重ね合わせた1字だった。
一度は都のトップを目指しただけに、小池百合子知事の誕生と都政も注視する。「小池さんは勢いがあるし、政治手法もたけている。就任直後から方針をどんどん打ち出すスピーディーさはうける」。だが「『都民ファースト』と言うが、師匠筋の1人は小泉純一郎さん。悪役を決めて対決構造に持っていく劇場型政治の人。この先は政治手法より地味な作業なのでどうするか」と冷静に分析した。
この日は理子夫人とともに都内でのイベントに出席。清水寺での発表数時間前に「今年の漢字」に選ばれるのは「金」とピタリと読み当てるなど、世の中の動きには常に敏感だ。今後の政治との関わりについては「政治家が目的ではなく、情報、視点を提供したい。ただ、メディアから発信できる言論の自由がなくなったら裸一貫でいきます。60年以上好きに生きてますから命は惜しくない」。政治家石田の「誕」はあるか。

