今春、鉄道会社が続々と新型車両を投入している。

　西武鉄道のＳトレインは平日と週末で運行区間を使い分ける。平日は所沢～豊洲（指定料金５１０円）間の通勤用で上下計７本、土日祝日は西武秩父～元町・中華街（同５４０円、どちらも別途乗車券が必要）間のレジャー向けなどで上下計５本を走らせる。全席指定で必ず座れる。利用者の着席ニーズが多く、新たに投入された。さまざまなシーンに合わせ、ゆったり座れるシートを装備。横浜から都心を経由して、秩父まで直通運転で乗り換えなし（シームレス）の便利さの頭文字「Ｓ」をシンボルに、命名された。